WORKS

市場を見極め、新たなブランド体験を創出。最高級宇治茶の新しい飲み方
クラフトティー「the to the」トータルブランディング


- 最高級宇治茶×Webの挑戦
- 日本茶業界のお客様よりいただいたのは、宇治茶のトータルブランディングのご相談。
Webを活用し、京田辺の最高茶葉の販路を広げていきたいとお考えでした。
しかし、高級茶市場は飽和状態。その上、日本茶ペットボトルの普及により付加価値の訴求も限られる状況です。
新たな可能性を見つけるため、複数のワークで消費者と市場のニーズ、お客様の強みを深掘りする「ブランド戦略検討会」を実施しました。
- 議論を重ね見つけた「最高級宇治茶の新しい可能性」
- ブランド戦略検討会を経て導き出した企業の方向性は「最高級宇治茶の新しい提案をする会社」。
それを前提に、どのような市場で勝負するか、どのような使い方で差別化を図るか、より深く探っていきました。
浮かび上がってきたのは、オフィスで働く女性が毎日利用できる健康的なお茶。ペットボトルも高級茶もアプローチしきれていない、新しい市場です。
オフィスで利用するにはどんなお茶が良いのか、お客様と当社で議論しながら生まれたのが「曜日ごとに茶葉を変えられるメイソンジャー付きのハーバルドリンク」という提案でした。
このパッケージを基本として、Webサイトのシナリオや販売方法を検討しました。
- 従来のイメージを刷新するデザインでWeb・百貨店など販路拡大
- 新ブランド「the to the(テトテ)」は、伝統的な日本茶のイメージにとらわれず、毎日の生活で気軽においしい日本茶をお飲みいただきたいという命題のもと、新たな価値提案を行うブランドです。完成したデザインは、今までの日本茶らしさや「和」の印象だけではない、新しさを表現。
実際のユーザーの反応を知るためクラウドファンディング「Makuake」でテストしたところ、目標達成度1000%を達成。ターゲットとなるオフィスで働く女性層から大きな支持をいただき、オンラインショップをオープンしました。
さらにオープン後も順調に売上が伸び、Web広告からの費用対効果も十分に上がってきています。
オフラインでは百貨店での取り扱いも決定するなど、特徴のあるパッケージデザインで独自のファン層を掴んでいます。




- PRODUCER:
- Nobuyuki Muro
- PLANNER:
- Taishi Fujimoto
- DESIGNER:
- Ayaka Suzuki
- WEB DIRECTOR:
- Hisashi Kobayashi