PRESIDENT BLOG
私は、衰退事業を父から引き継ぎ、それを0にして、全くなにもないところから事業を設計し、今までやってきました。それで、結果としては、0を1にする能力が自分にはあったのだろうと思います。
社員の方々は、優秀ですし、1を100にすることはできます。でも、0を1にするというのは必ずしも同じ能力でないのかもしれません。では、私、これ持って生まれた才能なのか?というと、そうではないと思います。では、何か?というと、結論から言うと、私が、それをさせてないということだと思います。これが最近、わかるようになってきました。
人間は、成功もするが、失敗もするという人と、成功も失敗もしない人に分かれると聞いたことがあります。私は、まさしく、前者で、成功もするが、失敗もするんですね。でも、社員の方も、そのような人もいますが、私が、そこをフォローしている、つまり、失敗しそうになると、フォローしている、または、失敗のリスクが少ないところに限定しているということかなと思います。
0を1にするところが一番リスキーなので、そこは、100%任せきれてないんですね。でも、それで今までは良かったし、これからも、弊社の規模ならそうかもしれません。
しかし、これからの会社のことを考えると、これをある程度できるように、もう少し、事業を任せるという範囲を拡げていくということもいるのかもしれません。同時に社内ベンチャー制度なども今後は必要かなと思います。
つまり、失敗に対する許容を自分の中で測れるという経験ですね。これは実際に経験しないと身につかないのかなと思いますので、これを意図的に経験していただくということです。
とはいえ、いきなりできないでしょうから、私について、0を1にするところを見ていただくというのが、まずは第一歩ですかね。