PRESIDENT BLOG
経営をしていると、色々な試練があります。その中でも、苦しい体験逃げたくなる経験もありますね。最近、私の経営者友達でも社長を解任された方もいらっしゃいます。それは、結局は、自分の至らなさ、甘い判断から因をつくっているのですが、そういう経験は大なり小なりほとんどの方がしていると思います。経営者も人間ですからね。
しかし、ここです。実は、この苦汁をなめるという体験は、大変貴重です。そのことで、強烈に自分を反省し、その状況を受け入れる忍耐力を養ってくれます。振り返ってみると、そういうときの身の処し方で運命というのは変化してくると思います。
その状況に耐えれなくなり、逃げてしまうと、逃げ癖がついてしまいます。逆にそれを受け入れ、すべてを自分の責任として、目の前の自分ができることを誠実にしていると、不思議と道が拓けてくる。そういう経験をしてきています。
困難にあったときに、絶対負けない、この困難を乗り越えて見せるという強さ、意志を持つ、これが運命を好転するコツかなと思います。
我々も経営者という、もっともストレスのかかる、困難を受けやすい職についている人たちをサポートするのが仕事ですから、そういうことを理解し、共感し、少しでも負担を減らしてあげれればと思うわけです。そういう苦難をしてきた会社だからこそ、中小企業の経営者の方の気持ちもわかり、顧客との信頼も築ける部分もあるのかなと思います。