PRESIDENT BLOG
冥利とは、仏教用語で、善い行いをして得られた幸福感という意味らしいですね。それで、経営者冥利とは経営者としてやっていて幸福感を感じることという風にとらえていいのかなと思います。
これは、経営者、それぞれ、色々あると思います。私の場合は、どういうときに、そういう感覚になるかと言うと、ひとつは、顧客に感謝されたときですかね。そのときは、やっていて良かったと思いますね。
特に、最近は、弊社と一緒にプロジェクトをすることで、顧客の社員の皆さんが、成長してきた、うちと会ったことで、あこがれをもっていて、ああいう会社になりたいと思っていただいているというようなことを顧客の代表者様から聞いたりします。その時は、本当に、こういう会社をしていて良かったと思います。
昔、瓶の洗浄という衰退産業から、商品企画デザインの会社にして、その後、中小企業の企画部の代行する会社にしてきました。20年という歳月をかけて。その間、商品企画デザインの会社としても感謝されることもありました。でも、それを振り払って、リスクを負って、中小企業の企画部を代行する会社に変化させてきました。
今、感謝されている内容は、中小企業の企画部を代行する会社というブランド体験を顧客がしていただいている内容ばかりです。しかも、直接的に私がした仕事ということでなく、当社の社員と顧客の社員さんが接することで、良くなっていると言うようなことが多くなっています。
これは、本当に嬉しいですね。まさしく、経営者冥利に尽きます。また、そのことに、こちらも感謝し、その顧客のために、さらに貢献しようと思いますし、そう言っていただける仕事をした社員も誇らしいです。
まだまだ、このコンセプトを元にできることはたくさんあると思います。それを自分が社長の間にやり遂げて、さらに、社会から必要とされる会社、尊敬される会社、憧れられる会社を目指したいと思います。