PRESIDENT BLOG
昔からの経営判断を社員と共有する勉強会をしています。それで、私が、社長になって5~6年は、客観的にみれば悲惨な状況なんですね。それで、なぜ、それが耐えれたのか?という質問がありました。
私、考えたんですが、そのときは、そこまで悲惨だとは思ってなかったかもしれないなと思いました。今思えば悲惨な状況なんですが、それでも、なにもできずに、売上がジリ貧だったときと比べて、自由にできていましたし、自分でハンドルを握れている感覚、向上できている感覚があったので、それはそれでおもしろい時期だったと思います。
いや、むしろ、草創期だったので、今思えば、会社体制も十分でなく、ベンチャーのような感じで、社屋はボロボロで雨漏りもしていましたが、社員との距離も今よりもさらに近く、夢もありましたね。
また、その勉強会でも言ったのですが、出張先などで、素晴らしい景色を見たり、美味しいものを食べたりして、自分なりの仕事の楽しみを見出したりしていました。
これはでも、知らず知らずですが、心機を転換していたのかもしれません。私も、最初は、身体が悲鳴をあげ、蕁麻疹や胃腸を傷めたりしていました。でもいつからか、感謝の心が芽生え始め、同じ状況なんですが、心を変えたことで、そういう危機が去っていきました。危機が去ったから、心が楽になったというより、心機が転換したことで、危機が去ったような気がします。
こうやって、心というものの働きを身をもってわかってきたんです。心が環境を創っているということを。だから、悲惨な状況は、その状態というのがあるのでなく、心が創っているんだと思います。
いくら、倒産の危機がなくても、常に売上が低迷して、社員にも、夢を与えられないで、関係もできてなく、疑心暗鬼であれば、それは悲惨です。
天国も地獄も心が創っている、これを絶対に信じ、常に心に天国におけば、幸せな人生が送れると思っています。
今日から、期も新しくなるので、会社自体も心機が転換できるように環境をつくっていきます。