PRESIDENT BLOG

2024.08.19 経営のこと

幸せを考える

会社が存在する目的は、会社にいる社員やお客様の幸せを追求するということだと思います。お金を稼ぐことが目的でなく、幸せになるためにお金が必要だということだと思います。逆じゃありません。

弊社の経営理念は、「全社員の物心両面の幸福と世の中の貢献」という非常にシンプルなものなんですが、これを打ち立てれたことは本当によかったと思います。

自分のためでなく、自分の家族のためでもなく、全社員のため、顧客のため、世の中のために経営します。ということを表明し、それを一貫してやってきたことが自分の幸せにも、家族の幸せにもつながっています。物心なので、報酬を上げることを否定はしていません。むしろ、社員の報酬を上げるために、私の人生があるといっても過言じゃないかもしれません。実際やっていることは。ですが、自分の報酬や、欲望については、足るを知るということですね。

最近、人間が、幸せを感じるときに人間の中ででる快楽物質というのがわかってきたようです。それは下記の3つです。

ドーパミン
オキシトシン
セロトニン

ドーパミンは、報酬系といわれていて、刺激があったときにでます。給与が上がるというのがそうですし、賭け事で当たるというのもこれになります。ただ、このドーパミンは長続きしないという特徴が
あります。だから、次々に報酬を求めていく刺激を求めていくということになります。賭け事で人生をダメにするというのは、こういうことです。

オキシトシンは、愛情ホルモンとよばれるもので、子育てなど、人を愛しいと思う感情からでてきます。

セロトニンは、自然などに接した時に感じる感情からでてくる、安心感などストレスを感じない時にでるらしいですね。

なので、会社としても、健康経営とか、社員とのまじわりとか、心理的安全性とか、アファーマティブコミュニケーションとか、働き方とか、というのも重要ですが、それだけでなく、競争社会で生きていくために皆がお互いを尊重しながらも成長していただくというのが基本だと思います。幸せという側面から見ても。今後も社員の物心両面の幸福を会社としての発展度合いを見ながら追求していければと思います。