PRESIDENT BLOG
先日、兵庫県知事選がありましたが、本当に歴史的な選挙だったなと思います。私も興味を持ってみていましたが、有権者は、マスコミよりネットで自分で情報を取得し、自分で情報を取得した方を信じたという点で画期的だと思います。
もちろん、ネットには、色々な情報があるので、信頼できないものも多々ありますが、少なくとも、圧倒的な情報量とそれに伴い両論があるというのがネットの利点だと思います。何が真実か?というのは、今後を待たないといけませんが、少なくともマスコミの情報よりは、ネットの方が真実性があると有権者が判断したと言うのは事実です。私も、マスコミが嘘をついて誘導したと言われても仕方ないかなと思いました、意識はないのかもしれませんが・・
私、あまり政治的なことはいいたくはないですが、このことにより大きい世の中の流れを読めるんじゃないかなと思っていますので、今回取り上げました。それは信用の権威の変化です。
元々、信頼、信用というのは、ビジネスの基本になっています。銀行、信販カードなども、信用代行的な側面もありますよね。でも、私ときどき思うんですよ。例えば支払いのことなんかにおいても、それによって、相当な労力やお金がかかっていますよね。
ブロックチェーンというのをご存知でしょうか?これは仮想通貨に必要な技術と言われがちですが、これの何がすごいかというと分散管理することで、不正ができないという仕組みだからなんです。
貨幣の権利は、国ですよね。でも、今後、国が関与できない交換できるもの、これが成長していくと、すべてが見える状態で信用なども変化してくると思っています。
つまり、国が関与する通貨、情報でいうところのマスコミが、権限があり、それが決めたものでなく、分散した権限がお互いに情報をけん制し合うことで、不正がなくなり、恐るべき効率が可能になります。
わかりやすい例でいうと、ミシュランより食べログということでしょうか?ただ、これは、急ではないです。段階的に分散化の方に向かうと思っています。
そういう目で見ると、今回の兵庫県知事選も、この真実の信頼が集権型から分散型への変化の大きいトレンドの変化のひとつの現れかなと思いました。