PRESIDENT BLOG

2025.03.24 シュンビンのこと

依存からの脱皮

そろそろ、また、新卒の会社説明会の時期ですが、採用担当からも社長として入社する方に望まれることを社長スピーチのときに話してくださいと言われて、2つあげているのが、素直と自主性です。

素直は、どの会社でも望まれることだと思うのですが、自主性については、シュンビンの個性の中で、特別必要ということで、私が追加したものです。

なぜ、シュンビンでは、特別必要かというと、シュンビンは、自由な会社で、指示待ちでは、非常に業務をしにくいビジネスモデルだからです。

コンセプトや考え方をベースに、自分で考えて行動する。それはシュンビンの自社のこともそうですが、対クライアントでも同様でクライアントのコンセプトをだして、その後は、各個人が自分の判断で進めます。もちろん、情報はチーム内で共有していますが、基本的に、チーム内のメンバーは各課1人ずつが一般的なので同じ部署の人は、基本、誰も教えてくれないんですね。

とはいえ、聞けば、皆、快く教えてくれるのですが、それでも何を聞けばいいのか?わかってないといけないので、元々、マインドとして、そういう自主性を持っている方でないとおもしろくないという
のがシュンビンの業務です。

これはある意味、自立心と言ってもいいと思います。自立とは何か?私は依存がない状態が自立だと思っています。依存と言うのは、言われたことだけを意味を考えずにするということです。

素直でないといけないのですが、それは自分の考えをしっかり持った上で、素直にするということで、盲目に言われたことだけをするということではないです。

金銭的なことでもないです。例えば、私の妻は専業主婦なんですが依存していません。自分の考えを持っていますし、私の考えに依存せずに行動しているので、私も、気づかされることは多いですね。

そういう意味では、やはり、お互いが自立して、お互いを高めあっている状態というのがシュンビンらしさかなと思います。

ただ、これは、新卒の方にいきなり求めるということではないです。やはり、研修などもしていただき、2~3年かけて、自立していただければと思っています。

だから、あくまでも、マインドです。自主自立のマインドがあれば、必ず、成長度合いにもよりますが、いつかは、自立した状態になると思います。