私は、究極の衰退企業を引継ぎ、それを０にして、１から新しいクリエイティブな事業を立ち上げてきたという経験をしています。その上で、いつも思うんですが、状況盲動型に、この日本全体がなっているなと思います。それは、状況が不利だから新しいことができない、無理だというようなことです。つまり、状況に振り回されているということです。

そして、これはもう100％正しいのです、だって、今、日本のＧＤＰというのは100%ちょっとしか成長していないじゃないですか？なおかつ、中小であったり、業界であったりということを考慮すると100%も難しいとなります。でも、それでは経営になりません。他社はどうであれ、社会がどうであれ、うちは、二桁成長をするんだとしないと成長しないし、社員の幸せもありません。

で、どうすれば、そう思えるか？又は実現できるか？それは、人間の無限の可能性を信じるということなんです。状況をみたら難しいのですが、でも、その中で、チャンスを与え、その人の無限の可能性を信じ、イノベーティブなことを成し遂げることができる。今までできなかったことができる。そういうことです。

私は、社員にいつも言います。「人間は、すべての人が無限の可能性をもっている」それは、生まれた時から持っているんですね。そして、それを渙発する、つまり出していくのは、明るく前向きに、勇気をもって、そのことを信じるということです。

ただ、皆が同じことをできるというわけではありません。それぞれの方が個性をもって、それぞれの個性を活かした可能性といういう意味です。人間の無限の可能性。これを信じれるかどうか？が、幸せな人生を送れるキーかもしれません。