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2024.10.21 その他

人間の本質は利他である

この世の中には原理原則があります。例えば、因果応報とか諸行無常とかですね。この原理原則は、世の中は、このように設計されているということですね。

私がよくいう、宇宙の流れは、真善美であり、進化と調和であり、その流れに同調すると幸せになり、それに反発すると不幸になっていくということです。

しかし、これと同じように人間も設計されていて、人間の本質は、宇宙と同じで、真善美であり、進化と調和を求めるようにできているのですが、同時に、この現象社会で、自分の肉体を守っていかないといけないために、本能をインプットされています。

しかも、この本能は、どうもDNAで相続するように設計されているようで、昔、狩猟時代に必要であった警戒心、嫉妬心など現在の社会では不要なものも残っています。これを不要残留本能心と言います。

人間の不幸は、100%ここから起こっています。自分の本能をコントロールできず、本能に執着することで自分を不幸にしていっています。不幸な人は、そこに気づかず、自分の周囲が悪いと思っています。

そこに気づき、本能心をコントロールし、自分の本体である良心(真善美)を出すようにするということで、幸せになれるというわけです。これが人間の本質です。

だから、本当におもしろいですね。
宇宙は、自分以外の人、自分以外のことについて、慈しみの心をもって、つまり、利他の心をもって生きないといけないように設計しながら、自分本位に放っておいたらなるように、同時に設計しているわけです。

だから、人生は、魂を磨く修行であるというのも、ある側面から見れば正しいわけです。ある意味、人間を試している、と言えるかもしれません。これを本当の意味でわかるには、やはり、自分の人生の中で、これが正しいと経験していかないといけません。

そういう経験をして、これを信念としていけば、ブレない幸せな人生ができると、私は自分の経験から思います。