PRESIDENT BLOG
最近、中田敦彦さんのyoutue大学をよく見ます。YouTubeで彼なりのわかりやすい話し方で、本を紹介され、我々が本を購入する判断になっているのですが、その中で、スターバックスの元日本法人の社長の岩田松雄さんの「ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方」という本を紹介されていたのですが、大変感銘を受け、本当にそうだなと思いました。
まず、リーダーシップに実力は関係ない、リーダーシップとは人徳だというところからはいり、そして、その人徳の正体は2つであるといってられます。
その二つとは、①弱い者を大事にする②誘惑に負けないということです。つまり、できる人だけでなく、すべての人を大事にし、そのことで会社を良くして、その良くなったものを自分のためでなく、集団全体のために使える人。
これは、お金とかそういうことだけではありません。また、さらに具体的なことということで、2つの禁止事項を言ってられます。それは、悪口と自慢です。
というのも、悪口というのは、すでに弱いものを大事にしていないし、自慢というのは、すでに、自分をよく見せたいという誘惑に負けている。これに負けるということは、権力のあるポストになると数々の誘惑があるわけですから、そこに勝てないというんですね。私も、経験からわかります。これは真理だと思いますね。
ただ、これは、すべての人が完璧にできているわけではない思います。著者の岩田さんでさえ、自慢してしまって、あとで自己嫌悪になるときがあるといってられましたので。要は、訓練なんですよね。今日は傲慢でなかったか?1日を振り返り反省する。それを繰り返すこと、これは、人格の陶冶、あたかも、鍛冶師が鉄をたたいて形をつくるように、自分の人格を反省という手法で、叩いて、謙虚さという理想に合うようにつくっていくということだと思います。
そういう意味では、リーダーシップは、昔も今も本質的には一緒だなと思います。