PRESIDENT BLOG
社内が自社のブランディングについて、どのぐらい理解し、体現しているかを診断するツールがあります。質問を20分ぐらい答えることで結果がでるというようなものです。ブランドマネージャー認定協会が監修しており、インターナルブランディングのコンサル資格を持っているものが利用できます。
私、インターナルブランディングのコンサル資格を取得したので、今後、クライアントに対して、使用していただくということもあり、
まず、自分たちでやってみようということで、社内でやってみました。概ね、良い結果だったのですが、特に強く良い面としてでたことが
3つあります。
1.会社の将来を信頼し、それをすることが自分にもメリットがあると思っている社員が多いこと
2.会社が個々の社員を尊重し、成長の機会を与えていて正しく評価をしていると感じている社員が多いこと
3.心理的安全性が確保されていて自主的に動くことができメンバー同士で協力できる体制があると思っている社員が多いこと
ここまで、書いて思ったのですが、これはブランディングの力はもちろんですが、それを言行一致し、長い時間をかけて、粘り強くやっていくということが大事なのかなあと思いました。つまり、一朝一夕でできることではないなと思いました。私がよく言う、農家の方が土を耕す行為、これは社風を育てることだと思っているのですが、それをすることで、ブランドが生きてくるのかなと思います。土を耕すとは、考え方のベクトルを合わすための、勉強会、懇親会がそうですし、毎朝の朝礼とかもそれにあたります。
このような荒んでしまった世の中ですが、仲間を想う心、やさしさ、それを皆に訴えかけていく、それは人間の本質として正しいことなので、徐々に、それが社員一人一人が自分の中にはいっていき、いつの間にか、社員が素晴らしい考え方になっていきます。
ブランディングは一貫性が大事と言われていますが、それは社内でも同じかなと思います。また、ブランディングと同時に、その理論をつなげる考え方、哲学も重要なんだなと再確認しました。信頼関係が構築されているという条件がいりますが、これから、こういうことも顧客にお話ししていきたいと思いました。