PRESIDENT BLOG

2021.01.25 ブランディングのこと

ブランドの世界観

アフターコロナで、確実なのは、オンラインとオフラインが融合する社会になってくということですね。今までは、オフラインビジネスが主で、それをいかにしてオンラインでも販売するか?ということだったと思いますが、これからは、今までのビジネスを再構築して、オンラインとオフラインを両方考慮した顧客の体験デザインを加味したビジネスが必要です。

再構築するにあたり、すべてのものが存在を問われるわけですから、物の機能面だけでなく、ブランドの独自性のある世界観を出していくのが、これからはさらに重要になってくると思います。

例えばシュンビンで言うと、ブランディングやイノベーション事業を支援するところはたくさんあると思います。その中で、シュンビンは何が違うかというと、究極の衰退産業から、会社をリアルに立て直してきたということです。

ですから、それまでのノウハウ、起こることは理解しているわけです。自分でも経験しているから、中小企業が新しいことをするときの苦労というのもわかります。『中小企業の企画部を代行する』というブランドアイデンティティは偽物ではありません。

そういう意味でいうと、何か知識とか格好良さとか、大企業でブランディングをしたとか、そういう世界観でなくリアルで、中小企業で、パートナーとしてやってくれそうというのがシュンビンの世界観だと思います。

ブランドの世界観が、ただ単に戦略で、このほうが売れそうとか、そういうものよりも、自分が長く使っても、まったく嫌にならない本音のブランドアイデンティティでないと長続きしないと思います。

そのような会社の個性、本当にやりたいことを引き出し、それが、これからの社会において、可能性、夢がある、そういう事業を顧客と一緒につくっていく、そういう顧客のブランドアイデンティティ、世界観の表現を一緒につくっていきたいと思っています。