PRESIDENT BLOG
トップの仕事は、色々あると思いますが、新しいビジネスの芽をつくり、自分がつくったルールを壊すことということがあると思います。それは、ビジネスモデルの発展といってもいいと思います。このような変化の時代ですから、会社の発展の為に大事なことであり、なおかつ、バランスを取るのに難しいところだと思います。
新しいことをする、決まったことを壊す。この矛盾した二つをするのには、それをするに許されている
権限が有されていないといけませんから、それができるのは中小企業では社長、または、社長直轄のチームですね。振り返ってみれば、ずっと、そうしてきたかなと思います。
ビジネスが動いている中、方向性はあっているが少し今までとは違うビジネスにチャレンジする。そこでテストしてみる。実地ですることでしか、わからないですから。今までのビジネスからすると、あれでいいの?と見えることも、やってみて、その中での失敗も成功するためのプロセスであったということもありますね。机上でいくら考えても百聞は一見に如かずという言葉もありますしね。
このような仕事をするには、会社全体のことがわかっていて権限を有している、できたら実績があるというのが条件ですね。それなだけに、それ以外の経営管理上のルールや、就業規則などのルールは、節制して守るべきだと思います。そこさえも、自由にできたら、もう独裁者になってしまいます。
ビジネスの発展につながるチャレンジを、今の仕事からみつけ、実体験で学ぶ、それを新しく仕組化し、既存のビジネスモデルとどう整合性をつけていくか組み合わせるかを考える。そういうふうにして、企業というのは成長発展していくのかなと思っています。