PRESIDENT BLOG

2021.01.11 その他

コロナ長期化による影響

コロナの第三波が大きくなってきました。緊急事態宣言が首都圏で出されましたが、春先のような
経済全体をストップさせるのでなく、それに近いものになりましたね。しばらく、この状態が続くと思います。全体の経済もマイナス面は相当でてくると思います。

経済の心配もありますが、もう一つは売上債権の貸し倒れの心配です。日本全体として、今のところ倒産件数は増えてきていますが、まだ、リーマンショックの時と比べて多くはありません。それは、色々な補助金や助成金、融資などがあるからでしょうね。

ですが、特に春先にだした新型コロナウイルス感染症特別貸付は、もう切れてくるころで、これの第二弾を出すというのはさすがに難しいのではないかなと思います。

となると、倒産、連鎖倒産なども引き起こしかねない可能性があり、私どもも注意が必要だと思います。

このコロナ禍も経済的には政府の施策は確かに効いている面もあります。ただ、それによって、本来、助けてはいけないところ、いわゆるゾンビ企業も生んでいるという側面もあるというのはよく言われているところです。

急ピッチでワクチンの開発、接種も進んでいますが、夏ぐらいまではウイズコロナが続くと思います。慎重に経営をしていきたいと思います。

また、同時に、守りばかりではいけませんので、今後大きく変化していく社会に対応していかないといけません。デジタル化はもちろんですが、アフターコロナでは、これは議論が分かれるところですが、リモートが進むことで、グローバル化がより進展のスピードが早くなるんじゃないかなと思っています。