PRESIDENT BLOG
最近、インナーブランディングの引き合いも多くなってきています。これは時代なんでしょうね。2022年頃から、人手不足が顕在化してきています。また、物価が上がってき、それに伴い、給与も上げないといけない、特に初任給はというふうになってきています。
もうひとつの視点は、昭和の時代から引きづっているヒエラルキーです。新卒で、Z世代にきていただかないといけないので、そのためには組織をアップデートしていき、ヒエラルキーのない会社にしていきたいということです。
弊社にインナーブランディングの引き合いがある会社はどういうニーズか?というと、ほとんどが、シュンビンのようなフラットで雰囲気がよい会社にしたいということです。
そして、それには、ブランディングという視点でMVVなどを設定し、CI、VI又はSNSなどの運用面をしていくというのは正しいのですが、では、中小企業の場合、それだけで事済むのかというと、どうもそうではないようです。はじめは、それでいいと思っていたんですが・・
会社によっては、人事考課制度や教育制度を見直したり、業務改善をしたりということをしないと、実際、そのインナーブランディングの成果がでません。
つまり、インナーブランディングのアウトプットとしてMVV設計、CI、VI又はSNS運用などは、私たちの役割としてどこにでもできることではないので重要ではあるのですが、一旦、インナーブランディングではいってしまうと、どうしても、そこに踏み込まざるをえないというのが現状かなと思います。
いや、踏み込めばいいじゃないかということでしょうが、そうすると、人事制度、教育制度、業務改善などの分野については、私しか、今のところできないとなってしまうので、これは会社としてあまりいいことではないです。
もちろん、社員の成長を促すというのはやっていきますが、同時に外部から、そういう専門の人をいれるというのを考えていかないといけないのかなとも思います。今すぐではないですが、どこかのタイミングで。
でも、これからの日本において、ここの期待やニーズというのはすごくあると思っていますし、CI、VIのクリエイティブなどともシナジーはあると思っているので、もう少し、私を主にやってみて組織としてできる方法を模索していきたいと思います。