PRESIDENT BLOG

2021.09.13 シュンビンのこと

イメージの偉大さ

私たちの祖先はホモサピエンスというのですが、他にも人類はあったらしいです。ネアンデルタール人、北京原人などです。ですが、生き残ったのは私たちの祖先であるホモサピエンスだけです。他の人類が生き残ることができなくて、なぜ、ホモサピエンスだけが生き残れたのか?それは、イメージし、それを信じることができる能力があったからだといいます。(正確に言うと共同幻想ですが、イメージと同類のものだと思っています)

このイメージできる能力は、人間がもっている神から与えられた偉大な能力かもしれません。稲盛さんは、「見えてくるまで考え抜け」とよくおっしゃっていて、事業をするのに、する前からカラーで見える状態であったとおっしゃっていました。KDDIのような大きい事業でも、販売価格まで全部見えていたというのです。恐らく、神のような能力を持ってられたのかなと思います。

ですが、これは、そういう神に選ばれた人間だけに宿るものではなく、すべての人間に宿るものではないかと思うのです。もちろん、すべての人間に現れるものではないと思いますが、それを信じ、見ようとしていけば、程度にもよりますが、未来がイメージできるようになると思っています。

私は、稲盛さんのように、事業がはじまる前からカラーのように見えるというということはないですが、なんとなくの方向とか、断片的に見えてきて、いつしか、はっきり未来が見えてくるというようなことが何度かありました。

それは、航海で、はじめは遠くに島影が見えるが、必死にそこに向かって漕ぐことで、近づくにつれ、はっきり島がみえてくるというような感じです。

我々の一つの目標である上場ですが、断片的に見えてきたものが、最近それが道筋まではっきり見えるようになりました。前までは瞬間のイメージだけだったものが、つながって見えるようになった感じです。イメージができるということは、できるということに他なりません。
あとは、このイメージ通りに進めていけばいいのかなと思っています