PRESIDENT BLOG
我々は、イノベーションとブランディングを違うで手法で出そうとしています。ですが、ブランディングの手法でも、イノベーティブな事業はできます。
私は、今後、ますます体験デザインというのが重視されるようになってくると思います。それは、モノの重要性よりも、コトの重要性がますます重視されるようになるからです。
例えば、いちごという商品は人気ですが、それがパックにはいった商品であれば、巷のスーパーでも売っています。ですが、それを摘む体験をするいちご狩りというものにすることで、まったく違うビジネスになります。
ブランド体験というのをブランディングを出す手法で我々は用います。それは、消費者がどうやってそのブランドを知り購入し、購入した後ブランドと接点をもち、ファン化していくかというのをだしていくのですが、それを構成する要素は①商品②顧客対応(web含む)③空間デザインというのが要素です。
それを、そのブランドの持つ想いと一貫性を持たせ、3つの要素をどうデザイン(設計)していくか?
それが大事です。いちご狩りもそうですね。いちご狩りも単にいちご狩りでなく、その3つの要素をどうデザインするか?それによって与えられる満足感は違います。
今回、わかりやすいようにいちごで話をしましたが、これはどの業種、商品でも同じです。特に、コロナ禍以降、オンラインとオフラインの融合がどんどん進むことになります。
それを3つの要素にいかすことも、イノベーティブな事業になる可能性があります。ブランディングからイノベーティブな事業にいく場合と、イノベーティブな事業を志向し、そこからブランディングを
作り上げていく場合とお客様によって、二つの方法を用いていきたいと考えています。