PRESIDENT BLOG
ロゴマークをデザインすることがブランディングだと理解している方が多いと思います。
もちろん、それは見当はずれなのですが、でもロゴマークが大事だというのは変わりはないので、なぜ、大事なのか?ということを考えてみたいと思います。
そのことが、ブランディングの理解にもつながると思います。
まず、ブランディングの大変重要なこととして、認知ということがあります。
認知度が高いといいますよね。
ブランディングの認知とは2つあります。
一つは、ブランド再認、もう一つはブランド再生です。
ブランド再認は、ブランドを構成する最小単位のものブランド要素を見た時に、そのブランドを認知するという行為です。
ブランド再生は、また別のブログで話します。
ブランド要素とは、ロゴの他、キャッチコピー、色、音楽などそれに触れたらそのブランドを思い起こすものです。
つまり、ロゴマークは、そのマークを見たら、ブランドを思い起こし記憶に残りやすいようにしているということです。
人間って、商品名や文字より、マークのようなものの方が記憶に残るんですよね。
実は、先日このようなことがありました。
私ども5月にWebサイトや名刺をリニューアルしたんですね。
そのときに、名刺が変わったのでと再度名刺交換をさせていただいたのですが、お客様は、名刺変わりましたっけ?という理解なんです。
実は、かなり変わったのですが、それでも、ロゴマークが変わっていないということは覚えてられたんです。
ロゴは視認性が優れ、ブランドが訴えたいイメージを瞬時に伝えることができる効果があります。
ですから、ロゴマークをブランドのマークとして認知していただきその想いの関連商品をそのブランド下でつくっていきます。
バラバラでしてしまったら経営の力が分散してしまいます。
ですから、私たちもブランドのロゴのデザインをするときは通常の商品デザインとは違い、顧客の想い、経営戦略、ターゲットなどしっかり把握して時間をかけてデザインしなければならないのです。