PRESIDENT BLOG
明日から年に2回の人事考課です。
この時期は、忙しくなります。
一人長い方は1時間ぐらい話しますから、人も増えてきたので、半月ぐらいはかかります。でも、効果があると思っているので、できるだけ継続したいと思っています。
人事考課の準備にも、2日かかっています。
これは、土日に集中してします。
実は、土曜日、朝から夜までかかって全員分をします。
で、帰ってから、カーネギーの『人を動かす』を読みます。
これを10年以上続けています。
そして、次の日、もう一度人事考課の社長コメントを見直します。
そうすると、そのときは、良いと思って自分も抑えて書いていたつもりですが、人を論破してやろうというようなものが文章にでています。
『あんだけ話しているのになんでわからないのか』
露骨ではないですが、そういう気持がでているんですね。文章に。
書いているうちに知らず知らず気持ちが昂ぶり、そういうものがでるのかなと思います。
それをもう一度、できるだけ、その人を良くしてあげようという気持で修正します。
文章を修正することで、社員に話す内容も変わってきます。
『人を動かす』というのは1936年に初版刊行された不朽の名作です。
私は、マネジメントの一番最初の悩みは、どうして人に言うことを聞いてもらうか?ということだと思ます。
いいわいいわでやっている人は、こういう悩みはないわけでレベルはそこまでいっていませんが、最初の段階で悩むのはそこだと思います。
得意先でも、そのようなことで悩んでいる人にこの本を薦めますが、これを、ただ、一回読んだだけで満足するのか、何回も何回も読んで自分のものにしようとするのか、それが第二段階だと思います。
これは、この本だけでなく、稲盛さんのCDや中村天風さんの本も何回も何回も自分に刻みつけるように読まないといけないと思っています。