■ バーカウンターを備え、長崎の食も楽しめる蔵元ファクトリー
ラベル、ロゴの一新により、ブランドイメージが明確化し社員様のモチベーションも向上したという杵の川様。質の高いお酒が次々と生まれ、多くの賞を獲得されました。
一方、2021年には社会情勢の変化に晒されます。
ピンチをチャンスに変えるため、事業再構築補助金を活用し店舗改装を進めることに。
広々とした敷地は事務所・製造ライン・直売所が分断され、コミュニケーションが取りづらいという課題を抱えていました。
そこで、全長93.6mの瓶詰め工場兼倉庫に事務所・製造ライン・直売所を集約。安全に配慮し、動きやすく開放感あるシームレスな空間を設計。
直売所は、改装前まで活躍していた大型洗瓶機や天然木の旧レジカウンターをオブジェや什器として活用。製造工程の解説パネルや長崎県唯一の酒樽職人さんの樽づくりの実演スペース、長崎らしいステンドグラスのパネルを設け、杵の川様と長崎の歴史を感じられる店舗に生まれ変わりました。
さらにバーカウンター「角打ち彌八」では、季節限定の日本酒や生酒の試飲、長崎の食との相性を体感できます。