■苦心のすえに「開運の勝神様」というブランド・コンセプトを再構築
リニューアルプロジェクト当初は、スマートフォンでの利便性向上や、
一目でわかりやすいデザインを目指し、他神社様の良いところを見ながら、伊賀八幡宮様の魅力を探っていきました。
しかし、なかなかこれはといったホームページには仕上がりませんでした。
「キレイなデザインに仕上がっているが、何か違う」
「どこかで見たホームページになっているような気がする」
「他社様にない、伊賀八幡宮の魅力は何か?」
打ち合わせを何度か重ねていく中で、現在の宮司様が提案した神社のコンセプト
「開運の勝神様」を深掘りしていくことの価値に気が付きました。
「勝神様」の代表は、150年にわたる戦乱の世の中を終わらせた徳川家康公で、
伊賀八幡宮様ご祭神のひとりでもあります。
勝つということにはさまざまな意味がありますが、この社はより力強い、
世界史上でも唯一といってよい、約250年の大平を成し遂げた神様が祀られています。
これらの事実をもとに、社のブランド・アイデンティティである
「開運の勝神様」を深掘りすることで、「壮大さ」「男性的な力強さ」「風格」「日本らしさ」などのキーワードが生まれ、デザインに落とし込まれていきました。