いつもお世話になっております。
シュンビン(株)の塚本です。
新年度を迎えるこの時期、
新しい商品をご検討中の方も
多いのではないでしょうか。
今回は、シュンビンが商品企画をご支援する中で
大切にしている考え方をお話しします。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
■ 「分かりやすさ」から指名買いへ
売れる商品の特徴を考えますと
・最新のもの
・日本一のもの
・最安値
といった要素が挙げられます。
でもこれらは大手企業が得意な戦略であり、
中小企業が同じ土俵で勝負するのは難しい。
中小企業が勝負するためには、
オンリーワンの特徴を
狙って作り出すことが必要です。
それを叶えるのが、ブランディング。
売れるポイントは、
ずばり
説明しやすい商品になること。
営業現場では、コンセプトが言語化されることで
自信を持って商品を説明することができます。
そして分かりやすい特徴は、
バイヤーの記憶に残り、
指名買いへと繋がっていくのです。
実際に、ブランディングによって
選ばれる商品となった
日本酒ブランドをご紹介します。
■ 神話の酒「SHIKI」のオンリーワン戦略
三重県・伊勢神宮の旧境内で
代々酒造りをされている河武醸造株式会社様。
神話の世界観をコンセプトにした
日本酒ブランド「SHIKI」が好評で
取引先を着々と増やしておられます。
パッケージやWebサイトなど、
全てのデザインに神秘的なコンセプトを
反映させ、分かりやすく発信。
「神話の酒」というイメージが
オンリーワンの特徴として定着し、
指名買いされる存在になりました。
【参考】「SHIKI」ブランドサイト
こうした選ばれるための特徴は
思いつきや表面的なアイデアで
出てくるものではありません。
市場の動向や自社の独自性など
体系的に情報を整理していくことで
素晴らしいアイデアに導き
売れる可能性を高めていくことができるのです。
いかがでしたでしょうか。
新商品を検討される上で、少しでもお役に立てましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。