いつもお世話になっております。
シュンビン(株)の山田です。
本日は、市場リサーチについてお届けします。
このテーマを選んだきっかけは、社内の相談。
「お客様に提案したいけど、
事前に市場ニーズを調べる方法はありますか。」というもの。
企画を練る際に、市場ニーズの調査や仮説の裏付けをとるのは
成功確率を高める重要ポイントです。
そこで今回は、弊社でも実践している簡単なリサーチ手法をご紹介します。
最後までお付き合いいただけますと幸いです。
■ 手軽にできるリサーチの仕方
中小企業の場合、リサーチに時間や予算を投下するのは得策ではありません。
企画を作る段階であれば、以下の手法で手軽に試すことができます。
・消費者ニーズに関する調査
大手広告代理店やシンクタンクが発行している消費者調査が役に立ちます。
「(商品名) 消費動向」などのキーワードでネット検索すると
調査レポートを見つけることができます。
・企業間取引に関するニーズ調査
調査データなど定量情報を集めるのは難しいため
「業界のなかの人」の声を直接聞く機会を設けるのがおすすめです。
昨今は30分~1時間単位でヒアリング調査を行うマッチングサービスも普及しています。
また弊社がファシリテーターを担当し、メーカー様と卸先のバイヤー様が一緒になって
新商品の企画を話し合う場を設けた事例もあります。
■ リサーチ結果の活かし方
リサーチを行う意義は、企画に客観的な視点・関連データを取り入れてること。
定量データをもとにした試算や顧客へのヒアリングによる検証を行うだけで
企画の精度がぐんっと高まります。
とはいえ、企画はあくまでも仮説。
企画の骨子が固まれば、早期に市場に出すのがおすすめです。
商品化し、市場の反応を見ながら改良を重ねることで
長く愛される看板商品を作ることができます。
本日はリサーチをテーマに、企画の成功確率の高め方についてお届けしました。
新商品や新規事業を企画される際の参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。