JOURNAL

『代表津村の未来を創る事業戦略コラム』について
このコラムは、代表取締役である私、津村 元英が執筆しております。
衰退産業だった事業から、大きく転換した想いや、悩みなど
これまでの経験について、シュンビンの歴史の流れと共に、
お話しできればと思います。
ちょっとした何かのきっかけになれば、大変嬉しく思います。

シュンビンがなぜブランディング事業を始めたのか。
なぜ、ブランディングが必要か?をご理解を深めていただくために、
シュンビンがなぜブランディグ事業をするようになったか?をお答えさせていただきます。
22年前、私は、生き残りのために、究極の衰退事業から、
自分達でデザインしたびんを販売するという新規事業に活路を見出しました。
しかし、しばらくすると、これは違うなと気づきました。お客様は差別化されたびんを欲しいわけでなく、
売上を上げたいんだということです。それから、びんだけでなく、ラベルやパッケージを
トータルで販売する会社に変化していきます。そのことで、日本全国のお客様から、
色々な仕事をいただくようになって、我々がデザインした企画も
お客様の売上をより上げるようになっていきました。
しかし、発売したときはその商品の売上が上がるのですが、次の年には売上が半減する、
その次の年にはまた半減するということを繰り返していました。
要は、私たちがやっていたのは企画ものだったんですね。本質的な商品でなく。
しかし、その中でも、売上が減ってないで、伸び続けている商品もあるということに気づいてきました。
それは、お客様が意図していないのかもしれませんがブランディングされている商品です。
そこから、ブランディングを学び、お客様に提供するサービスとして確立していきました。
要は、最初にお客様の売上を上げるということをコンセプトにおいたので、
それを追求して行き着いたのがブランディングというわけです。
しかも短期的でなく長期的に上げていくということです。
今では、シュンビンは、顧客にとっての本質的なメインの商品、会社自体のブランド、
新規事業、インナーブランディングなどを受ける会社になりました。
なぜ、ブランディングが長期に売上げを上げるのか?
戦略的なことを話せば色々ありますが、要は、行く道がはっきりして、
顧客や協力先や社員にも賛同されやすくなるということだと思います。
「私たちのしようとしていることは、世の中のために必要なことなんだ。そして、それは
当社しかできないんだ。あなたも、これに賛同し、参加することは、誰のためでもない、
あなたの人生を豊かにすることになるのです。」
このように社員に訴えかけ、社員が同志となり、同じような心でやっていただければ、
協力先、顧客など賛同者は多くなり、結果、長期的に売上げが上がることにつながります。
損得だけでは人は動きません。特に、この豊かな日本では、
ブランディングという大義名分が必要なんだと思います。
社長津村に「話を聞いてみたい」など、
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