JOURNAL

『代表津村の未来を創る事業戦略コラム』について
このコラムは、代表取締役である私、津村 元英が執筆しております。
衰退産業だった事業から、大きく転換した想いや、悩みなど
これまでの経験について、シュンビンの歴史の流れと共に、
お話しできればと思います。
ちょっとした何かのきっかけになれば、大変嬉しく思います。
1.やる気
経営者として気をつけないといけないことはたくさんありますが、
ここでは、最も大事と思う二つをあげさせていただきます。
一つめは、「やる気」です。
それなら皆があると思われがちですが、自分の時間やお金すべてを使って
やる覚悟があるか?言い換えれば命を懸けてもしますか?
ということです。しかも、それが、自己犠牲ではありません。
経営が好きで、「誰から認められなくても、心にやる気の炎を燃やせますか?」と言うと、
ほとんどの方が、「いやそこまでは」となるはずです。
経営者というのは組織の無限大の責任を負うわけです。
会社で起こる社員の不祥事、例えば、交通事故も、最近でいうとハラスメントも
全部経営者の責任です。
「そんな理不尽な」と言われても、世間は許してくれません。
そのやる気の中に覚悟もはいっています。
私、「相続は一定の合理性がある」と言っていますが、それは、小さい時から、
その覚悟とずっと向き合ってきているからです。
もちろん、一概には言えませんが、サラリーマン社長よりは、覚悟という意味では、
相続の人の方が、アドバンテージがある可能性は高いかなと思います。
2.確固不抜の正しい人生観を持つ
二つめは、「確固不抜の正しい人生観を持つ」ということです。
経営というのは、どういう仕事かというと単純化すれば、
決断をするということだと思います。その決断は、どこからきているか?というと、
経営者の人生観です。
確固不抜と書きましたが、要は自分の人生観がどのような困難や
誘惑にも負けない信念になるということです。
しかも人として正しいことでないといけません。人として正しいとは、
世間一般の流行りなどでなく、真善美ということです。
真とは、誠実、正直ということです。善とは、愛です。
好き嫌いでなく、不偏愛、つまり、すべてのものに良くなってほしいという想いです。
美とは、調和です。自分の周囲のすべてを活かす状態にする。
人は、それぞれに個性を持っているので、その個性を見出し、活かすということ、
落ちこぼれをつくらないということです。
しかし、この確固不抜の正しい人生観は、最初からあるものではありません。
やる気がある人が経営の修羅場の中で正しいことをしていくことで、
そういう決断をして、よかったと感覚としてわかっていくということです。
なので、最初は、やる気だけです。そのやる気をもって、経営をしながら
正しい人生観を信念化していくということが経営において
最も大事なことだと思います。
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