JOURNAL

2024.12.27 COLUMN

vol.1 年代別で振り返る、シュンビン105年の軌跡

vol.1 年代別で振り返る、シュンビン105年の軌跡

『代表津村の未来を創る事業戦略コラム』について

このコラムは、代表取締役である私、津村 元英が執筆しております。
衰退産業だった事業から、大きく転換した想いや、悩みなど
これまでの経験について、シュンビンの歴史の流れと共に、
お話しできればと思います。
ちょっとした何かのきっかけになれば、大変嬉しく思います。

1919〜:和樽製造業として

シュンビンは、1919年に私の祖父が清酒用の和樽製造業として創業をした会社です。

その後、和樽から一升瓶に容器が変遷し、それに伴い、シュンビンも、酒屋さんから一升瓶を回収し、

洗浄加工し、酒蔵に納品するという業務に変化していきました。

2001〜:大転換期における決断

2001年、私が、社長に就任したときは、会社は、すでに売上がピーク時の4分の1になっていまして、

さらに、日本酒の一升瓶が紙パックにすごい勢いで変わっていくという環境でした。

2年で売上は半分になる勢いです。

当時、35歳だった私は、そのような環境の中で、廃業するか?何か新しい事業をするか?ということで、

追い詰められていました。

それで、普通のびんを持って、近隣の県の酒蔵さんに飛び込み営業をする中で、自分達でデザインした

ガラス瓶を造って販売することができればいいんじゃないかというアイデアが生まれ、それを日本全国の

酒蔵1000軒ぐらい飛び込み営業をしていきました。その後、びんだけでなく、ラベルや化粧箱という

商品企画全般のデザインと容器包装材を販売する会社に変化していきました。

業種も、酒蔵だけでなく、食品、化粧品、健康食品、農業ということで、拡がっていきました。

それが2011年までの流れになります。

2012〜:さらなる進化、「中小企業の企画部を代行する会社」へ

それで、2012年から、社長に就任し、新規事業を展開する中で、苦しんでいた中で、

もし、中小企業の企画部を代行するような中小企業のマーケティングを並走するような会社があればいいなあ

と思っていたことをきっかけに、いつからか、自分達がそういう会社になりたいというふうに

変わっていったのですが、それを現実化したいと思うようになりました。

それで、商品企画デザインの会社から、中小企業の企画部を代行する会社へと、変化していきました。

Webサイトの制作・運用支援、空間・建築デザイン、ブランディングコンサルティングなどを付加して、

現在のコンサルとクリエイティブとメーカーということを顧客の必要に応じて使い分け、

並走するビジネスへと変容していきました。業種も全業種に拡がっています。

2022〜:未来へのビジョン

今後については、2022年には「イノベーションを共に創る」という新ビジョンをつくりました。

自社だけでなくシュンビンのミッションに共感いただけるパートナーと協力して、さらに、

顧客支援の機能を強化していくと同時に、シュンビンの培ってきたクリエイティビティを活かして、

社会に役立つイノベーションを顧客・パートナーと共に創造していき、

世のため人のために尽くしたいと思っています。

2024年には東京プロマーケットに上場し、パブリックカンパニーとして

社会的使命を果たしていきたいと思っています。

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